未来予想図は何のために描くのか

新年あけましておめでとうございます。

さて一年の計は元旦にあり、と言いますが、私は以下の行動指針を掲げております。

  • 面白いと思ったものに飛びつくことを止めない。
  • 面白いと思ったことを書き留めることを止めない。
  • 気が向いた時にブログを書く。

これは「計」ではないとのご指摘を各方面から頂きそうですが、力みすぎてもうまく力を発揮できないので、これくらいの意識で生きていくのが良いと個人的には考えております。

劇的な変化というのは劇的に起こそうとせずに起きるものではないかと考えています。むしろ僅かな変化の継続によって結果として表れてくるものだと考えています。

「複利」を生き方に実装する

我が師と崇めるお方が「ちょっとずつでいい」「日々の努力を続けること」を口癖のように仰っていました。0.1%の改善努力を毎日続ける人と現状維持を毎日続ける人の差を計算するとこのようになります。

現状能力を1とする時、n日後の能力は1✖️(1+0.1%)ⁿで表せるものとする

■1年後:現状維持をした人=1、努力し続けた人=1.44
■3年後:同上、努力し続けた人=2.99
■5年後:同上、努力し続けた人=6.20
■10年後:同上、努力し続けた人=38.4

つまり0.1%の改善にあたる行動を自分なりに決めて、実行し続けることができることがとても重要だということです。しかし、突拍子もないことを細く長く続けることは難しいので、暇さえあれば出来るくらい無意識に好きなことを続けるのが理に適っていると思います。

そう考えると「何を好きになるか」が結構大事だということに気が付くわけですが、そんな簡単に「好き」とか「嫌い」は制御できないだろう、と意気消沈してしまうかもしれません。

確かに、少し工夫は必要ですが、自分を一定期間騙して、無意識のうちに「そのこと」を始められるようにできれば、いつしか、それが「好き」になると思います。そして一度好きになれば、細く長く続けることは比較的容易にできるのではないかと思います。

結局、好きになることにブレーキを掛けているのは自分自身が築き上げてきた固定観念だったりするわけです。凝り固まった自分を一旦、解きほぐすことから始めるのも良いのではないかと思います。

尚、上記の例では仮に改善係数を定数0.1%と置きましたが、実際には改善係数は可変です。

いずれにしても日々続けることで昨日よりも凄い自分を作ることは可能です。しかし、アイデアを考えるだけでは世界は変わらない。それを行動に変えることで初めて変化が与えられる。変化とは人や物に与える影響である。あとに残るかどうかは与えた影響次第ですが、何かを刻むことが出来るかもしれません。

私の未来予想図の大半は頭の中にあります。最後まで完成することはないとは思いますが、世界に変化を与えるべく、少しずつ発信できるようにしたいと思います。アイデアを発信すれば、誰かが行動してくれるかもしれません。必ずしも自分が実行者ではないかもしれませんが、より良い世界を作るために何かを刻めたらと思います。

それでは。

追伸:
夏から秋にかけて某資格試験を受けるべく日々の努力を継続中です。やや気の赴くままに横道に外れてしまい、中だるみがあったような気がします。

努力は築き上げるのには時間が掛かるが、崩壊するのは驚くほど早いということも書き添えておきたいと思います。

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この記事を書いた人

シゲタ ノリスケ シゲタ ノリスケ ビジネスデベロッパー、コンサルタント、オモシロタノシスト

好奇心が服を着て歩いてると言われる40代ビジネスパーソンです。オモシロタノシズムの社会実装を夢見て、今日もあれこれ考えています。

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